ディズニー映画はネイティブの子供向けに製作されていますが、年齢に関係なく大人も十分楽しむことができます。ネイティブが日常よく口にする会話や気の利いた表現が満載されており、英語学習者にとって魅力的な教材のひとつです。ディズニーは1994年公開の「ライオンキング」からスラング英語が使われており、アニメといえどもハードルは結構高いものとなってしまいました。
今回は、【アニメ・ミュージカル】「ライオンキング」から、ちょっとした会話でありながらも、ハードルの高い表現を学習してみましょう。
Goody
やったー (子供が主に使う喜びを表す表現)
Leap
for joy
うれしくて飛び跳ねる
A
monkey’s uncle
いたずら小僧の叔父 (I’ll be a monkey’s uncleは、びっくりした!マジか!というショックや驚きを表す表現)人類は猿から進化したというダーウィンの進化論を否定した時代を起源。
Wired
妙な感じ、不思議な
Simba: I'm
gonna be King of Pride Rock.
Scar: Oh, goody.
Simba: My
dad just showed me the whole kingdom. And I'm gonna rule it all. Heheh.
Scar: Yes,
well forgive me for not leaping for joy.
Bad back, you know.
Simba: Hey
Uncle Scar, when I'm King, what'll that make you?
Scar: A monkey's uncle.
Simba: You're
so weird.
Scar: You have no idea.
Simba: 僕はプライドロックの王様になるんだ。
Scar: そりゃ良かった。
Simba: さっき父さんが王国全部を教えてくれたよ。僕がここを支配することになるんだ。へへへ。
Scar: そうか。でもすまんな、嬉しいが飛び跳ねられないんだ。背中が痛くてねぇ。
Simba: あのー、スカー叔父さん、僕が王様なら、叔父さんは何になるの?
Scar: いたずら小僧の叔父さんだ。(えっ! そんなこと聞くか?)
Simba: 変なの。
Scar: 分からんだろうな。(今に分かるさ)
Fire away
(質問や仕事を)どしどし始める、どんどん質問を続ける (一斉射撃から)
The buzz from the bees
ハチの噂 (Buzz とは、 ハチがブンブン飛び回る音、ガヤガヤ人が話す噂)
Be in a bit of spot
ちょっと困った状態にある in a tough spotで困難な状況にいるの意 (ヒョウにある斑点とspotをかけている)
Go ape over
熱中する 夢中になる (ヒヒと猿apeをかけている)
Be
above it all
超越しているという態度 上から目線 (キリンは背が高いので)
Be
hard up
お金がなくて生活が苦しい 必要な支払いをする十分なお金がない (チータとチート(不正)をかけている:Cheats never prosper不正は決して栄えない-諺)(その他、記憶力の良いゾウだけに忘れるのは苦手といったダジャレも)
Zazu: Checking
in with the morning report.
Mufasa: Fire
away.
Zazu: Well
the buzz from the bees is that the
leopards are in a bit of a spot. And
the baboons are going ape over this.
Of course, the giraffes are acting like they're above it all... The tick birds are pecking on the elephants. I
told the elephants to forget it, but they can't. The cheetahs are hard up, but I always say, cheetahs
never prosper...
Zazu: 朝のご報告から始めます。
Mufasa: さあ、始めてくれ。
Zazu: それでは、ハチの噂によりますと、 ヒョウはちょっと困った状態にあります。そしてヒヒはこれに夢中となっています。もちろん、キリンはすべてに超越しているかごとき振舞いをしています。ウシツツキはゾウをくちばしで突いています。私はゾウに忘れるよういったのですが、どうも彼らは忘れることができません。チータはお金に困っていて、私はいつも言うのですが、チータは決して栄えない…
.
Be
first in line
第1位の継承順位である
Hair
ball
いけ好かないやつ
Zazu: You should've been first in line!
Scar: I was first in line, until the little hair ball was born!
Zazu: あなたは継承順位第1位のはずだった。
Scar: 俺は第1位の継承者だった、いけ好かないチビの毛玉が生まれるまでは。
Dress in drag
女装する
Timon: What do you want me to do, dress in drag and do the hula?
Timon: 僕に何をさせたいの?女装してフラダンスでも踊れってこと?
いつかニューヨークを訪れたら、ミンスコフ劇場に足を運び、ブロードウェイミュージカル「ライオンキング」で本物の感動を味わいましょう。