はじめまして。
なかなか上達しない英語。忘れてしまう英単語。すぐに出てこないフレーズ。
会話や商談、プレゼンの際に役立つ表現、的確な語彙をシーンやシチュエーション毎にまとめてみたいと思いました。このブログの目的は、小生自身が半生にわたって習得した英語力量を整理するためです。公開する理由は自己研鑽の意味で、これを読んでいただける方々にとって価値のあるクオリティを維持し、かつ、継続更新していかなければならないといった使命感のような自己プレシャーを掛けるためです。
今年還暦を迎えましたが、国際ビジネスの世界で30余年貿易や国際取引の現場経験をもとに使える英語を紹介していきたいと思います。
Now, let's get going(では始めましょうか)
get going は動き出すとか、(仕事が)軌道に乗るという意味です。緊張の会議スタートの一言です。英語は大きな声の方が上手に聞こえるものです。雑談から一転して、さあビジネスミーティングのスタートを宣言しましょう。自信をもっての一言で本人自身が案外とリラックスできるものです。
Let's get the ball rolling (順調に進むようスタートを切ろう)
軌道に乗せるべく順調に(物事を)スタートさせたいときのフレーズ。
The project got the ball rolling.・・・・・プロジェクトを軌道に乗せることができた。
ここで、get をkeepにすると、軌道を順調に維持するという表現が可能です。
Let's keep the ball rolling toward our common goals.・・・・・共通の目標に向かって進んでいこう。サッカーの試合でゴールポストに向けてボールを転げていくシーンを連想してみましょう。
Let's get down to brass tacks (本題に入りましょう)
brass tacks (真鍮の鋲)は核心という意味。直接関係のない話は止めて、今問題の肝心な話を始めましょう。家具の装飾布を真鍮の鋲で固定したことに由来しているとか。なお、get down toは本腰を入れるという意味。
Get it started (いざ始めよう)
会議開始が9時予定でしたが、準備作業で時刻は既に9時10分。準備万端、満を持して会議開始。こんな時はLet's get it started (いざ、始めましょう)と宣言しましょう。微妙な違いですが、itが入らない get started という表現があります。Let's get started (さあ、始めましょう)とは、全員の気分を盛り上げて早く始めたいという司会者の気持ちを伝えることができます。
(参考までに)
Let's start ・・・ 特別な感情を含みません。スタートするのは私たちです。ニュワンス的にはLet's beginの方がよろしいかも。単に「始めよう」の意。
Let's get started ・・・ スタートした状態に皆(早く)なろうとの意味あい。「さあ始めよう」の意。
Let's get it started ・・・ 例えば、itが会議そのものを指している場合、開催準備を完遂してスタートの状態なろうといった意味あい。「いざ始めよう」の意。
「始めるとき」のフレーズとして実践活用してみましょう。